目を覚ます。
「また明日」という彼女の声がまだ耳に残っている。
思わず昨日買った鏡を見るが、そこにはあなたの顔が反射するだけだ。
あの夢は、おそらくこの鏡が原因で見たものなのだろう。
妙にリアルな夢だった。
本当に、寝ている間にあの洞窟に迷い込んだような。
現実のような夢。
夢のせいであまり眠った気がしないからかどこか気だるさを感じながら、
あなたは今日という1日を始めることになる。
何もせずにいつも通りの一日を過ごす
あなたは、どこか疲れが取れていないままいつも通りの一日を過ごした。
いつも通りに学校か仕事かはたまた家で過ごすかして、いつも通りにご飯を食べて、いつも通りにまた眠りにつく。
眠りにつく直前、やっぱり鏡が気になってもう一度見てみた。
目星
骨董品店に鏡について聞きに行く
昨晩見た明晰夢のことがどうにも気になったあなたは、鏡についてなにか聞けないかと、鏡を売っていた骨董品店に今日も足を運んだ。
昨日と同じように出迎えてくれた店主は、あなたの顔を見ると、「あぁ、昨日の。」と読んでいた新聞を折りたたむ。
鏡について聞くのであれば、店主は思い出すようなや頭を捻ってから、
「十数年前だったかね。女の人が売って行ったんだよ。綺麗な子だったよ。顔は幼かったがね、顔つきは大人びていたから、童顔だったのかね。まぁでも、鏡を売ってっただけだからねぇ、名前やらは知らないよ。」
と鏡を売って行った人物について教えてくれるだろう。
アイデア
そのまま骨董品店を後にしたあなたは、いつも通り夕食を済ませ、眠りにつく用意をする。
眠りにつく直前、やっぱり鏡が気になってもう一度見てみた。
目星
夢をもう見ないために鏡を返品しに行く
あなたは、あの明晰夢をもう見ないように鏡を返品しに行くことにした。
昼間の仕事や学校などの用事を済ませてから、部屋から鏡を持って骨董品店に向かう。
昨日と同じように出迎えてくれた店主は、あなたの顔を見ると、「あぁ、昨日の。」と読んでいた新聞を折りたたむ。
そうして貴方の手に持たれた鏡を見ると、「なにかありました?」と聞いてくるだろう。
夢のことを正直に話すでも、なんとなく理由をつけるでも、返品したい旨を伝えれば、多少額は引かれるが返品に応じてくれるだろう。
そうして貴方は、その鏡を手放した。
その日、あなたは夢を見なかった。
翌日、快眠のおかげか昨日よりはすっきりとした気持ちで一日を過ごし、帰り道で骨董品店の前を通る。
ふと、あの鏡のことが過った。
結局あれはなんだったのか。そう思いながら、なんとなしに骨董品店を覗けば、昨日返品した鏡がどこを探してもない。
店主は店を覗くあなたを訝しげに見ている。
「なにかきになるものでもありましたか?」
そう声をかけられたあなたが、あの鏡は売れたのかと聞くのであれば、店主は不思議そうに首を傾げるだろう。
「鏡?なんの話です?」
END3
真相へ
成功
錆のせいでよく見ないとわからなかったが、うっすら五芒星のようなものが裏に掘られている。
失敗
やはり少し歪んだ自分が映るだけで、
今日は少女が現れるようなことも無かった。
成功
錆のせいでよく見ないとわからなかったが、うっすら五芒星のようなものが裏に掘られている。調べてみても五芒星だけではよくわからない。
失敗
やはり少し歪んだ自分が映るだけで、
今日は少女が現れるようなことも無かった。
成功
店主の言う、鏡を売って行 った人の特徴が、あの夢で見た彼女と随分一致するなと感じる。
失敗
特に何も思いつかない。