あなたはある日、学校帰りか、仕事帰りか、はたまた買い物帰りか。
とにかくいつもと変わらぬ日常の一つとして町を歩いていた時、ふと一つの店に目を惹かれる。
いや、正確には店の前に並べられた商品の一つに。
そこは、なんの変哲もない骨董品店だった。
アンティーク調の時計や、棚、古いランプなど様々な品が並ぶ中で、店先に置かれた1枚の鏡に目が行った。
まぁまぁ古いものらしく、磨かれてはいるもののそこに映る自分の姿は少しだけ歪んでいる。
鏡として使うには少々不便な、置物としておけば華やかになりそうな、そんな鏡だった。
あなたはなぜか、その鏡にひどく心が惹かれ、ほしいと思ってしまう。
値段を見てみれば、かなり手に取りやすい値段だ。
このまま買ってしまえるほどに。
あなたは、そのまま何かに導かれるようにその鏡を買ってしまうだろう。
鏡を買って、家に帰る。
鏡はとりあえず自室に置くことにした。
そうしていつものように夕飯を済ませ、今日やるべきことが残っていればそれも済ませ眠りにつこうとしたとき、
ふと、今日買った鏡のことを思い出した。あなたは、今日買った鏡をのぞいてみる。
少し歪んだ自分の顔が映っていた。
あの時、どうしてこんな鏡に、こんなにも心が惹かれたのだろう?
そう思っていると、ふいに鏡に映る自身の顔が揺らぐ。
そこに、鏡の中に、着物を着たとても美しい少女の姿が現れた、
そうしてその少女は何かを言っているかのように口を少し動かした後、霞のようにまた消える。
不可解な現象にSANc(1/1d2)
▪鏡の中の少女に対して目星
おかしな現象に少し背筋がぞわりとしたものの、あなたはそのまま眠りにつくことになる。
成功
口の動きから少女がお話ししましょう?
と言っていたのではないかと思う。
失敗
少女が何を言ったのかは
口の動きだけではわからなかった。
